💥 使うシーンと目的

クロス表(マトリクス表)って、行と列が交差して数字が入ってるから、どこが強いのか弱いのか見づらいんよなぁ…

せやな!そんなときは 条件付き書式の色分け を使って、マトリクス表をヒートマップみたいにしたら一瞬で傾向が見えるで!
🔍 今回の条件付き書式ルール

今回は セルの値を基準に色分け や!数値が大きいと濃い色、小さいと薄い色、みたいなグラデーションにするで!
- ルールの種類:カラースケール(セルの値)
- 便利な場面:
- 部署別 × 月別の売上表
- 商品 × 地域の販売実績
- 行列が交差するデータの強弱を見やすくする
🖼 図解イメージ


今回は売上マトリクス表としてこんな表を使います
この数字だけでは売り上げの傾向が解りづらいので色を付けてヒートマップ化する条件を設定していきます
条件は「値が大きいセルから値が小さいセル」に向かって「濃い緑から薄い緑」にグラデーションをかけていきましょう
手順(1)範囲を選択


グラデーションをかける対象の範囲を選択してください
手順(2)条件付き書式を設定


「ホーム」タブから「条件付き書式」→「カラースケール」を選んでください
イメージは「緑、白のカラースケール」を選んでみました
設定はこれだけです!さっそく結果を見てみましょう


数字だけじゃわかりにくかった売り上げの傾向が一目でわかるようになりましたね!
次はちょっと設定を変えてみましょう
手順(3)調整


現在の設定を変更するには「ホーム」タブから「条件付き書式」→「ルールの管理」に進んでください


「ルールの編集」をクリックしてください


書式スタイルを「3色スケール」に変更して「OK」ボタンで確定してくださいね
ここでグラデーションのカラーも変更できます


3色にすると中央値付近が黄色に塗られて、2色のときより視覚的にわかりやすくなりました
それでは、もう一つ設定を変更してみます


今度は書式スタイルを「データバー」に変更して「OK」ボタンを押してください!


これなら「月の傾向」と「業績の高いエリア」が一目でわかりますね!
このように「カラースケール」で色付けすると一発でヒートマップ化できて傾向が丸見えにできますね!

やろ?マトリクス表はこれで“データのクセ”が一目瞭然になるんや!
⚠️ よくあるミスや落とし穴
- 合計列や合計行まで選択すると色の基準がズレる
- 値が極端に大きいとき、他のセルが全部同じ色になる
- 文字列が混じってると正しく色分けされない
🌟 応用テクニック
- 3色スケールで「低=赤、中=黄、高=緑」の信号色にする
- アイコンセットと組み合わせて「↑↓」マークを表示するのもアリ
- 数式ルールを使えば「特定条件だけ色+グラデーション」も可能
🎯 次回予告

次は 『期限切れタスクを赤い下線で強調する方法』 や!タスク管理表で“やばいやつ”を一発で浮かび上がらせるで!
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