💥 使うシーンと目的

品番リストとか社員コードで、“A-から始まるやつだけ”色付けしたいときあるんよなぁ

そういうときは LEFT関数・RIGHT関数 を使った条件付き書式が最強や!“頭が○○”“末尾が△△”ってルールを自動で見抜けるで!
🔍 今回の条件付き書式ルール

今日も数式ルールでいくで!セルの先頭や末尾を切り出して、条件に合えば色を変えるんや!
- ルールの種類:数式を使用
- 便利な場面:
- 商品コード・品番の仕分け
- 伝票番号の末尾チェック
- 名前リストで“さん”で終わるセルを強調
🖼 図解イメージ


こんな表を用意しました
この中から先頭が「A-」や末尾が「002」などの文字列を判定して色付けしていきますよ
手順(1)範囲を選択


まずは対象の範囲を選択します
手順(2)条件付き書式を設定


「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」を選びましょう


数式を使うので「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します
手順(3)数式を入力


まずは先頭の文字が「A-」の場合、行全体に色を塗る条件を設定していきますね
数式欄に「=LEFT($A2,2)=”A-“」と書いてください
これは文字列の左から2文字目までが”A-“あるときTRUEを返す数式です
書けたら「書式」を押して色を設定しにいきましょう!
手順(4)書式を設定


例として「水色」を選択してみました
「OK」を押して結果をみにいきましょう


商品コード「A-」から始まる行だけが「水色」で塗りつぶされましたね!
商品コードのA列だけ色を変えたい場合は「=LEFT(A2,2)=”A-“」と「$」を書かないようにしてくださいね
それでは次の末尾の設定にいきましょう
手順(5)数式を入力


商品コードの末尾が「002」の行だけを塗りたい場合は
「=RIGHT($A2,3)=”002″」と書いてくださいね
これは文字列の終端から3文字が「002」だとTRUEを返す数式です
書けたら「書式」を押して色を選びにいきましょう
手順(6)書式を設定


「薄い緑色」を選んでみました
「OK」を押して結果をみてみましょう!


末尾が「002」の行だけが塗りつぶされました!
これならコードの頭や末尾でパット区別ができるようになりますね!

せや!実務での“品番仕分け”とか“記号チェック”にめっちゃ便利やで!
⚠️ よくあるミスや落とし穴
- 大文字・小文字の違いに注意(必要なら
UPPER
やLOWER
を組み合わせる) - 半角・全角が混じってると判定がズレる
- LEFT/RIGHTの桁数を間違えると条件が効かない
🌟 応用テクニック
=OR(LEFT(A2,2)="A-",RIGHT(A2,1)="002")
👉 「A-で始まる or 002で終わる」を一発で判定=AND(LEFT(A2,2)="A-",RIGHT(A2,1)="002")
👉 「A-で始まって002で終わる」条件も可能- 部署コード・顧客番号など、複雑な管理に応用できる
🎯 次回予告

次は 『別シートの値を参照して色を変える条件付き書式』 や!いよいよ上級編突入やで!他シートと連動させる実務ワザを披露するで!
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