
今回は、Excel関数指南として、【図解付き】検索関数の使い方完全マップ|VLOOKUPから最適解を探せ!
のお題で検索関数たちの紹介と使い方をご説明!
VLOOKUPと言えば・・・・
脱Excel初心者の登龍門てき存在(だと思ってる)
モンハンで言ったらイャンクック先生的な存在
VLOOKUPを覚えると格段にExcelのおもしろさが爆上がります!
さらにVLOOKUP関数の仲間たちも攻略していきましょう。
今回も、解説用のフォーマットありますので一緒に勉強していきましょうね。

お品書きはこちら
🎓【基本編】王道の検索関数たち
① VLOOKUP関数
② XLOOKUP関数(進化系)
③ HLOOKUP関数(横方向検索)
④ LOOKUP関数(クセありレトロ)
🧪【応用編】一歩先を行く使い方
① VLOOKUPのTRUE(近似一致)の使い道
② VLOOKUPの列番号をオートフィルで変える
③ 検索キーが2つに分かれている場合
じゃあジッピー、あいさついってみよう!

どうもこんにちは!
Excelの迷宮に光を差すナビゲーター、ジッピーです🧭✨
今回のテーマは……
\\ 【図解付き】検索関数の使い方完全マップ|VLOOKUPから最適解を探せ! //
Excelユーザーなら一度はぶち当たる壁――それが検索関数の世界!
中でもVLOOKUPはまさに“最初の壁であり師匠”…
モンハンでいうところの「イャンクック先生」…いや、イャンクック関数って呼んでもいいかも!?🐦🔥
でもね、VLOOKUPだけじゃないんです。
最近のExcelには、XLOOKUP、HLOOKUP、LOOKUPといった頼れる仲間たちが控えてる!
それぞれの特徴や使いどころを図解で分かりやすくご紹介していきます。
さらに【応用編】では、
「え、こんなこともできるの!?」っていうワザを伝授。
実務の中で「あ、これ使えるやつやん!」ってなること間違いなし!

それではまずは【基本編】からスタートです📘
最初の関数は…もちろんこの人!
- 🎓 ① VLOOKUP関数 – 検索関数の先生ポジション!
- 🔎「検索の型」ってなに?
- 💀 VLOOKUP関数の弱点(モンスター的に言うと…)
- 🗡️ XLOOKUPで「右から左」へ首を回せ!
- 💡 なんでXLOOKUPが強いの?
- 🔧 XLOOKUPの構文(フルバージョン)
- 🌊 HLOOKUP関数で横から狩る!
- 🧠 補足解説:HLOOKUP vs XLOOKUP(水中戦からの陸戦切り替え)
- 👑 LOOKUP関数:レトロで希少な女王系モンスター
- 🕷️ LOOKUP関数が不人気な理由
- 🧪 応用編①:VLOOKUPのTRUE(近似一致)で評価を返す!
- 🧪 応用編②:VLOOKUPの列番号を自動で変化させる方法
- 🧪 応用編③:検索キーが2つに分かれている場合のVLOOKUP術!
- 🎯今回の討伐ログ|検索関数バスターズ出撃記録!
- 🎮 モンハン風キャラ図鑑
- 🧙♂️ ジッピーの締めのあいさつ
- おわりに
🎓 ① VLOOKUP関数 – 検索関数の先生ポジション!

👉 次のパートでは、サンプル表をもとに、
**「使い方」「特徴」「弱点」「落とし穴」**までぜ〜んぶ解説していくで!
準備はいい?
よっしゃ、Excelの旅に出発じゃ~!💨💨💨

イャンクック関数って・・・
ジッピー、なかなかセンスいいやん(笑)
🎓 ① VLOOKUP関数 – 検索関数の先生ポジション!
まずVLOOKUP関数からだね。
すごーくシンプルな表を作ってみました。


右側が検索結果を出すセルで
左側が検索範囲としています。
この右側のコードA101検索値とし左側の表から品名・個数・単価を引っぱってこようと思います。
ジッピー、品名・個数・単価それぞれの計算式をよろしく!
◆ VLOOKUPとは?
「VLOOKUP関数」は、Excel関数界の登竜門。
初めて覚えた検索関数って人も多いよね。まさに**“イャンクック先生”**的ポジション🐤🔥
使いこなせるようになると、**「あれ、この表からデータ自動で引っ張ってこれるやん!?」**って感動するやつ!
◆ 基本の構文
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])
引数 | 内容 |
---|---|
検索値 | 探したい値(例:商品コード) |
範囲 | 検索対象の表範囲(左端列に検索値がある必要あり) |
列番号 | 何列目の値を取り出すか(左から数える) |
検索の型 | 完全一致は0 またはFALSE を指定する |
◆ 図解で確認(今回の例)
💡 商品コード【A101】の情報を自動で引き出してみよう!
📊 左の表:
コード | 品名 | 個数 | 単価 |
---|---|---|---|
A101 | チョコ味 | 25 | ¥100 |
A102 | イチゴ味 | 15 | ¥125 |
… | … | … | … |
🔍 右の表(出力先):
- セルG3:
A101
(←検索値) - セルI3(品名):
=VLOOKUP(G3, $B$3:$E$10, 2, FALSE)
- セルJ3(個数):
=VLOOKUP(G3, $B$3:$E$10, 3, FALSE)
- セルK3(単価):
=VLOOKUP(G3, $B$3:$E$10, 4, FALSE)
◆ ワンポイント解説!
- 列番号は絶対「左から何列目」かで数える
B列が1列目、品名(C列)は2列目…といった数え方になるよ! - 検索範囲は絶対参照(
$
マーク付き)にしておけば、オートフィルにも強い! - 「FALSE(0)」は完全一致検索:これが鉄板!
◆ VLOOKUPの落とし穴🕳️
- 🔒 検索できるのは一番左の列だけ(品名からコードを探すとかはムリ)
- ⚠️ 列を追加・削除すると列番号ズレてエラーになりがち
- ⛔ 近似一致(TRUE)を安易に使うと危険!(これは応用編で詳しく紹介)
◆ まとめ
VLOOKUPはまさに検索関数界の“先生”。
完全一致×左端検索 というクセを理解すれば、超頼れる相棒になる!


ジッピー、ありがとう
図解で説明するとこんな感じかな。
VLOOKUPは列番号を指定して検索値のある行の値を返すようになっています。

どういたしましてタスク!
図解めっちゃいい感じやん✨これはもう完全に「イャンクック関数 完全討伐」できてるやつ!
この画像で学べること:
- 検索値は左端列に!
- 範囲は表の左から右までしっかり指定
- 列番号は左から数える(1, 2, 3…)
- FALSEで完全一致検索!

読み手にもすっごく伝わりやすい内容になってるよ!
このページを見た人は「おぉ!やっとVLOOKUP分かったぞ!」ってなると思う✨

ちなみにジッピー、検索の型ってなんで完全一致がFALSEなの?
どっちかって言うと・・・TRUEの方がしっくりくると思うんだけど・・・

おおっっ!めっちゃいい視点✨
タスク、それExcel初心者が一度は思うやつなんよ!
🔎「検索の型」ってなに?
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索の型])
この [検索の型]
に入るのが「TRUE」または「FALSE」なんだけど…
値 | 意味 | よく使う? |
---|---|---|
TRUE | 近似一致 | あんまり使わない(応用向け) |
FALSE | 完全一致 | 超よく使う(実務ではほぼこっち) |
🧠 なんでFALSE=完全一致なのか?
実はこれは昔のExcel関数の名残で、以下のようなロジックになってるんよ:
- TRUE:検索値がピッタリ一致しなくてもOK!
→ データが昇順に並んでる前提で、近い値を探してくれる
→ たとえば、点数による評価とか、税率表とかに便利 - FALSE:検索値が完全に一致してないとNG
→ 「A101」と「A101」じゃないと見つからない
🙃 じゃあ、なんでTRUEが“デフォルト”でFALSEが“例外扱い”なの?
これはもう完全に「歴史的背景」☠️
初期のExcelでは、VLOOKUPは数値の区間検索を想定して作られてたから
→ **近似一致(TRUE)**が基本モードだったんだよね。
でも今の実務って、
「社員番号がピッタリ一致する人だけ探して」とか
「商品コードが完全一致してないと困る」
っていう完全一致ニーズのほうが圧倒的に多いわけで、
だからこそ**実務ではTRUEよりFALSEを使う場面のほうが100倍多い!**ってわけ。
💡まとめると…
状況 | 使う型 | 理由 |
---|---|---|
普通のコード検索や名前検索 | FALSE | 間違いなく正しい値だけ見つけたい |
区間に応じた評価・判定 | TRUE | ぴったり一致しなくてもいい時 |
✅ ジッピー的には「完全一致 = FALSE」というの、たしかに言葉の響きとして違和感あるけど、
FALSE = 嘘ついたら許さない(ピッタリじゃないとダメ!)
って覚えるのがオススメやで😆

どうタスク?ちょっとでもモヤモヤ晴れた?
応用編の「TRUEモードの使い道」いってみたくなってきた?それともXLOOKUP?🔥

XLOOKUPいく前にVLOOKUP(イャンクック)の弱点を教えてもらおうかなぁ 火属性のモンスターだから水系の武器に弱かったっけ?氷だっけ?

キターーーッ!イャンクック討伐後のモンスター図鑑チェックタイムだね!!🔥🧊🪓
よっしゃ、ジッピーが全力で「VLOOKUP(イャンクック)の弱点属性」まとめていくよ!
💀 VLOOKUP関数の弱点(モンスター的に言うと…)
弱点属性 | 説明 |
---|---|
🧊 列固定(列番号が数値) | 列を追加すると列番号がズレて大惨事になる。→「MATCH関数」と組み合わせると対策可能(これは後で応用編で解説!) |
🔥 検索列は左端限定 | コード → 品名はOKだけど、品名 → コードはムリ。表の構造に制約がある!逆検索ができないのは地味にストレス。 |
🌊 範囲の柔軟性がない | 列数や方向が固定。横向きの表(行検索)には非対応。横にはHLOOKUP、自由にはXLOOKUP! |
🪨 エラー処理に弱い | 見つからなかったら容赦なく#N/A を出してくる。IFERROR関数で包んであげる必要あり。 |
💫 TRUE(近似一致)の罠 | 並び替えされてない表にTRUEを使うとまったく違う値を返してくる危険な技。初心者キラー技。 |
🐢 スピードがやや遅め | 大量データだとINDEX/MATCHやXLOOKUPのほうが速い&軽いこともある。 |
🎮 モンハン風にまとめると…
- VLOOKUP(イャンクック)
- 属性:火
- 弱点:氷属性・水属性・柔軟性に欠ける構成
- 攻撃パターン:
- 🔥 列番号ズレ攻撃
- 🔥 左端しか見えないビーム
- 🔥 TRUE近似一致トラップ
🧊 対策武器:
XLOOKUP
(万能双剣)INDEX + MATCH
(高速ハンマー)IFERROR
(ダメージ無効の盾)
💬 タスクにおすすめの覚え方:
「VLOOKUPは頼れるけど、柔軟性が低い元祖モンスター」
攻撃力は高いけど、状況に弱い…
だから進化系(XLOOKUP)に乗り換えると、めっちゃ楽になる✨

次はその「万能双剣」XLOOKUPいっちゃう?

じゃあ、XLOOKUPで鬼神化しようか(笑)


さっきと似たような表ですけど無理矢理コードの欄を一番右に持ってきました。
右にしか首が回らないVLOOKUPさんには完全死角状態です。
ジッピー、XLOOKUPを装備してQ・R・Sの品名・個数・単価を埋めてもらえるかな?

了解ッ!鬼神化装備の「XLOOKUP関数」、ここで真価を発揮するッッッ🔥🔥🔥
もはやVLOOKUPじゃ届かない死角もスパスパ切り込める、新時代の双剣っすね。
🗡️ XLOOKUPで「右から左」へ首を回せ!
今回は右端(T3)にある検索値「A101」をもとに、
左側(L列~O列)にある【品名・個数・単価】を引っ張ってくるよ!
✅ 品名(Q3セル)
=XLOOKUP(T3, O3:O10, L3:L10)
- 検索値:T3(A101)
- 検索範囲:O3:O10(コード)
- 戻り範囲:L3:L10(品名)
✅ 個数(R3セル)
=XLOOKUP(T3, O3:O10, M3:M10)
✅ 単価(S3セル)
=XLOOKUP(T3, O3:O10, N3:N10)
💡 なんでXLOOKUPが強いの?
特徴 | 内容 |
---|---|
🔁 逆方向でもOK | コードが右にあっても、左の品名や個数をバッチリ検索可能! |
🎯 完全一致がデフォルト | FALSEを書かなくても完全一致モードなのがうれしい! |
⛑️ 見つからない時の対応も楽 | =XLOOKUP(...,"見つかりません") とするだけでOK! |
🧼 列の追加・削除に強い | 「列番号」が無いから、ズレる心配もない! |
🎮 モンハン風ステータス比較!
関数 | 柔軟性 | パワー | 操作性 | 向き制限 |
---|---|---|---|---|
VLOOKUP | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | 左のみ! |
XLOOKUP | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | 無制限! |

ジッピーが見た限り、これはもう鬼神斬破刀レベルでキレ味良すぎ⚔️✨
このあと、IFERROR
で「見つからないときの表示」や、MATCH
との比較も入れていくと中・上級者も「おっ!」てなるやつに育つで!

いいね!切れ味バツグンの双剣(笑)
鬼人乱舞でモンスターの尻尾を切るのが快感なんだよね~
しかし私は3DSからモンハン時間が止まってるので最近のはわからないんですよねぇ💦


えっと・・・
XLOOKUPは戻り値の範囲を自由に選択できるので右でも左でもドンとこいです。
だけど・・・範囲と戻り値の範囲は同じに行数にしないとエラーが返ってきます。
それから戻り値の範囲の位置も気を付けてください。
この表で言うと、=XLOOKUP(T3, O3:O10, L4:L11) にしてしまうと
チョコ味じゃなくてイチゴ味が出てきてしまいます。
ジッピー、XLOOKUPのもっと切れ味のいいところ深掘りしてみよっか?
引数の[見つからない場合],[一致モード],[検索モード]ここを解説してもらえるかな?

オッケー隊長!
ここからはXLOOKUPの**”切れ味バツグンな追加引数3兄弟”**を深掘りしていくで!
これを使いこなせば、XLOOKUPはもう“双剣”どころか“操虫棍”レベルの多機能武器になる✨
🔧 XLOOKUPの構文(フルバージョン)
=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値範囲, [見つからない場合], [一致モード], [検索モード])
① [見つからない場合]
🔍 これは何?
検索値が見つからなかったときに表示したいカスタムメッセージを指定できる!
✅ 例:
=XLOOKUP(T3, O3:O10, L3:L10, "データなし")
💥効果:
- 通常の
#N/A
エラーを回避! - 表示を親切にしたい時に便利
② [一致モード]
🔍 これは何?
どんな一致方法で検索するかを指定!
値 | 意味 | 用途 |
---|---|---|
0 | 完全一致(デフォルト) | 商品コードや社員番号など |
-1 | 完全一致、なければ小さい方 | スコアのランク付けなど |
1 | 完全一致、なければ大きい方 | 値引き判定など |
2 | ワイルドカード一致(*や?使える) | 部分一致検索など |
✅ 例:
=XLOOKUP(T3, O3:O10, L3:L10, "該当なし", 0)
③ [検索モード]
🔍 これは何?
検索する方向や速度優先をコントロールできる!
値 | 意味 | 特徴 |
---|---|---|
1 | 先頭から検索(通常) | 上から順に探す |
-1 | 最後から検索 | 下から順に探す |
2 | バイナリ検索(昇順前提) | 高速だけど要並び順 |
-2 | バイナリ検索(降順前提) | 高速だけど要並び順 |
✅ 例:
=XLOOKUP(T3, O3:O10, L3:L10, "見つかりません", 0, -1)
➡ 下から上へ探す!
データの下に新しい情報が追加されていくような場合に便利✨
🎮 モンハン風まとめ:XLOOKUPの特殊技
技名 | 効果 |
---|---|
見切りカウンター | 見つからなかった時に優しく表示 |
属性切替 | 一致モードで検索方法を変える |
翔蟲使い | 検索方向や速度まで調整可能! |

タスク、このままHLOOKUP(横の狩り)いく?

よ~し!じゃあ横の狩りにいくとしようか!
モンハンで例えるならトライとトライGで実装された水中戦って感じかな(笑)
ガノトトスを水中で突っつきにいきましょう!
🌊 HLOOKUP関数で横から狩る!


はい。HLOOKUPのフォーマットはこんな感じ
横方向に表を作ることがないからすっごい違和感感じます💦
じゃあジッピー23行目のC・D・EにHLOOKUPを使ってB17:J20の表の値を返せるように計算式作ってくれるかな?

うおおおッ!ついに水中戦キターーー!🌊🐟
HLOOKUPといえば、まさに**「水中のガノトトス狩猟」**みたいなもんやな(笑)
普段は陸(縦)でしか戦わないから、**横戦(HLOOKUP)**は違和感バリバリよね〜!
でもここでジッピーのサポートを受けて、水中戦もマスターしていこっ!
📘 構文:
=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, [検索の型])
🔍 今回の設定:
- 検索値:
B23
(=A101) - 範囲:
B17:J20
(横向きのデータ表) - 行番号:
- 2行目:品名
- 3行目:個数
- 4行目:単価
- 検索の型:完全一致にしたいので
FALSE
✅ 各セルの数式(23行目)
セル | 目的 | 数式 |
---|---|---|
C23 | 品名 | =HLOOKUP(B23, B17:J20, 2, FALSE) |
D23 | 個数 | =HLOOKUP(B23, B17:J20, 3, FALSE) |
E23 | 単価 | =HLOOKUP(B23, B17:J20, 4, FALSE) |
💡 ワンポイント
- HLOOKUPは上から下に行番号を指定するのがポイント!
- 通常は「縦にデータを並べることが多い」から使い所は少なめだけど、
逆に「横並びのデータ表しかもらえない」なんてケースでは大活躍!
🎮 モンハン風まとめ:
- HLOOKUP = 水中戦特化型!
- 縦にばかり頼ってたら通用しないモンスター(=データ)もいる!
- 使い慣れてないと溺れるけど、一度使えば違和感も吹っ飛ぶ!

よっしゃ、ガノトトス討伐完了やな💪🔥
次は…クセ者LOOKUP関数いってみる?


こんな感じですね~
いざ、やってみればVLOOKUPと変わりませんね。
縦が横になっただけでした。
ジッピー、次に行く前にこのガノトトスを陸に引きずり出してから倒してみよう。
じつはこのガノトトス・・・・
XLOOKUPでも倒せます!


と、言うかジッピーの出番なく倒してしまいました(笑)

おおおーーー!!
なんと…タスク隊長、自らガノトトスを陸に引きずり出して討伐成功!👏✨
しかもXLOOKUPという万能武器を使って、HLOOKUP戦を横からズバッと斬り伏せるとは…
もはや双剣+操虫棍+ヘビィボウガンのハイブリッド使いやんか!(笑)
🧠 補足解説:HLOOKUP vs XLOOKUP(水中戦からの陸戦切り替え)
🆚 HLOOKUPの場合
=HLOOKUP(B23, B17:J20, 2, FALSE)
- 横方向での検索が必要
- 行番号で結果を指定
🏆 XLOOKUPで陸上討伐
=XLOOKUP(C23, C17:J17, C18:J18)
- 検索値 → ヘッダー行(C17:J17)
- 戻り値 → その下の行(品名や個数)
➡ つまり、XLOOKUPは行・列の壁を超えて自由に戦える万能型!
✨ジッピー的なまとめセリフ✨

「ついに隊長は、海も陸も自由自在のモンスター狩りExcel使いに…
次に現れるのはクセの強いレトロモンスター…LOOKUP。
こいつを倒せば、検索関数完全制覇も目前ッ!」

最後のLOOKUP関数にいこうか。
これ、レトロっつってもけっこう希少種だよね~
使わないよ・・・これ?
知ってる人も少ないんじゃない?
モンスターで例えたら何かなぁ・・・・
クイーンランゴスタ?
あのでっかい女王蜂みたいなやつ(笑)
👑 LOOKUP関数:レトロで希少な女王系モンスター

もう、ジッピーにコードは書いてもらわずに先に答え見せちゃいます(笑)



この通り、なんだか・・・XLOOKUPっぽいぞ?
けっこう万能なんじゃないかと思うんだけど・・・
ねぇジッピー、なんでLOOKUP関数は不人気なんだ?

キタキターーー!!!
最後のモンスター「LOOKUP(クイーンランゴスタ)」登場じゃないの!🐝✨
あのでっかい女王蜂みたいなやつ、なんかこう…強いのか弱いのかわからんけど不気味で忘れられない存在感、LOOKUPにめっちゃ似とる(笑)
📘 LOOKUPの構文(ベクトル形式)
=LOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値の範囲)

使い方だけ見ると、XLOOKUPの祖先みたいでスマートなんだけど… 実はこの子、かなりクセのある仕様が多くて、不人気の理由があるんよ😅
🕷️ LOOKUP関数が不人気な理由
理由 | 解説 |
---|---|
🌀 検索範囲は昇順に並んでないとダメ | 昇順になってないと、変な値返す or エラーにならないけど間違う |
💣 完全一致じゃなくても勝手に近い値返す | FALSE 指定できないので、TRUEモード一択のヤンチャ仕様 |
🔍 検索値が見つからないと…近いやつで妥協 | #N/A にならないから、間違った結果に気づきにくい |
🧼 エラー処理がしづらい | IFNA やIFERROR との併用はできるけど、挙動がやや不安定な場面も |
🧓 古くからある関数(古参だけど後継に押され気味) | VLOOKUP→INDEX/MATCH→XLOOKUPの流れで出番が減った |
🔥 とはいえ、LOOKUPの良いところもある!
強み | 解説 |
---|---|
🎯 範囲の指定が柔軟 | 縦横どちらでも対応可(行 or 列であればOK) |
⛏️ 書き方がシンプル | 引数が少なく、VLOOKUPよりスッキリ |
⚡ 軽量で高速 | 巨大なデータでは意外と早いこともある |
💬 ジッピー的まとめ
LOOKUPは**「気難しい古参モンスター」。
正しい環境(昇順+理解者)さえあれば活躍できるけど、
扱いをミスると“そこじゃないデータ”を持ってくる**地雷系スキル持ち😇

試しに範囲の部分をバラバラにしてみました。


え・・・・?
ほんとだ・・・ぜんぜん検索されてないじゃん
これは・・・使えないっすね💦

まさにクイーンランゴスタ(笑)
見た目は派手、でも対処方法知らないと毒攻撃で死ぬやつ!
ということで…
これで**検索関数四天王(VLOOKUP、XLOOKUP、HLOOKUP、LOOKUP)**討伐完了!!🎉✨
🧪 応用編①:VLOOKUPのTRUE(近似一致)で評価を返す!

では、検索関数討伐も大詰めです。
ジッピー、応用編いこう
まず、以下のような表があります。


C3:C7得点が入ってますね。
F3:F7には得点の基準値が入っていて、G3:G7にはS/A/B/C/Dの評価基準が入っています。
これをVLOOKUPの近似値検索を使ってD3:D7までに評価基準の値を返したいと思います。
ジッピー、この説明でわかる???
もう画像見て頑張って!!

バッチリわかってるでタスク!!🔥
画像と説明から、もう完全に状況つかめたよ!
これはまさに**「VLOOKUP近似一致モード(TRUE)」の出番**やね!
🔍 状況整理
生徒名 | 得点 | 評価 |
---|---|---|
C列 | 数値 | D列にVLOOKUPで評価を返したい |
右の表:
得点基準 | 評価 |
---|---|
F列 | G列 |
0 | D |
30 | C |
50 | B |
70 | A |
90 | S |
✅ 数式(D3セルに入れる)
=VLOOKUP(C3, $F$3:$G$7, 2, TRUE)
これを下にオートフィルでD7までコピー!
💡 解説!
引数 | 意味 |
---|---|
C3 | 得点 |
$F$3:$G$7 | 評価基準表(昇順に並んでる必要アリ) |
2 | 評価を返したいので2列目 |
TRUE | 近似一致(=基準を超える中で最大の値) |
🎯 近似一致の動きとは?
たとえば 64点
の場合:
- 90未満 → Sではない
- 70未満 → Aでもない
- 50以上 → Bが該当!
→ このように**「以下の範囲で最大の値」**に一致する評価を返すんよ!
⚠️ 近似一致モードの注意点!
注意点 | 解説 |
---|---|
検索範囲(F列)は昇順で並べること! | これが守られていないと誤判定が起きる |
完全一致と違い、正確な値でなくてもOK | あくまで「だいたいどれに当てはまるか」 |

タスク、これで評価基準クエストも討伐完了やな💯🔥

ジッピー、ありがとう
検索の型TRUEを使うと得点に対する評価がでました。


近似一致と言っても=基準を超える中で最大の値であって近い数字ではないんですね。
でも、この【あいまい検索】っていうのがデータを扱う上ではすごく怖いですね
さらにジッピーが言ってた【検索範囲(F列)は昇順で並べること!】
試しに得点を評価を降順で並べ替えてみました


このとおり評価がバグった状態となりました。
う~ん・・・
TRUE検索はやっぱり使わないなぁ(笑)
じゃあジッピー、次の「列番号をオートフィルで自動化」に進もっか
🧪 応用編②:VLOOKUPの列番号を自動で変化させる方法

ここでやりたいことは【VLOOKUPを横方向にオートフィルに対応させる】です
参考例です



このように列番号はオートフィルに対応してないので列が多ければ多いほど列番号の指定に苦労します。
そこでこの列番号を細工して自動化する裏技をジッピーに教えてもらいましょう。
ジッピー、COLUMN関数で注意点もろとも解説おねがいね!

おおーっ!!
ついに来ました!
VLOOKUPオートフィル対応の裏技、列番号自動化の巻!
これはまさに、「小さな工夫で大きな快適」を実現する超実践ワザ✨
しかもタスクの言う通り、列が多くなればなるほどこの仕掛けが威力を発揮する!
🔧 問題点:列番号は固定されてる
=VLOOKUP($G$12, $B$12:$E$19, 2, FALSE)
これを横方向にオートフィルすると…
H列 | I列 | J列 |
---|---|---|
2列目(品名) | 2列目(また品名) | 2列目(またまた品名) |
→ ぜんぶ「2列目」のまま!
つまり オートフィルでは列番号が動かない!!
✅ 解決方法:COLUMN関数を使って列番号を自動化!
💡 COLUMN関数の基本
=COLUMN(H12) → 8
=COLUMN(I12) → 9
➡ 列番号を数値で返してくれる関数だよ!
✅ 応用!列番号を「3」からスタートさせたい場合
たとえば、H列(列8)から始まる場合…
=COLUMN(H12)-COLUMN($F$12)
H列(品名) | I列(個数) | J列(単価) |
---|---|---|
8 – 6 = 2 | 9 – 6 = 3 | 10 – 6 = 4 |
✨これで、オートフィル対応の列番号が作れる!
🔨 実際のVLOOKUP数式(H12セル)
=VLOOKUP($G$12, $B$12:$E$19, COLUMN(H12)-COLUMN($F$12), FALSE)
これを右にドラッグするだけで、列番号が…
- H列 →
2
- I列 →
3
- J列 →
4
って自動で切り替わる!これは感動レベルの便利さ🥹✨
⚠️ COLUMN関数の注意点!
注意点 | 内容 |
---|---|
📍 「基準となる列」を固定する | COLUMN($F$12) のように絶対参照にしておくことがポイント |
🔁 列構成が変わるとズレる | 表の列順が変わると列番号が合わなくなるので注意 |
🚫 行方向には使えない | あくまで列番号の変化に強い!横方向限定! |
🎯 タスク向け一言まとめ:
「列番号の手入力はもう卒業!
COLUMN関数でオートフィル自在のスーパーフォーメーションだ!」💪

ジッピー、解説サンキュー!
COLUMN関数でVLOOKUPがオートフィルできちゃいました。


VLOOKUP関数+COLUMN関数で一番気を付けたいのがやはり列番号の考え方ですね
検索値とか検索範囲とか関係なく
とにかく列の数が数字になると覚えてください。
昔、3600列のVLOOKUPに挑んだことあるけど、この方法知らなくてあきらめた経験があります(汗)
じゃあジッピー、最後だ「検索キーが2つに分かれている場合」にいってみよう

さあ、これでVLOOKUPも進化形にレベルアップしたね!
次はいよいよラストステージ…
🧪 応用編③:検索キーが2つに分かれている場合のVLOOKUP術!

参考例はこんな感じね


検索値がH列だけでB列とC列を合わせた値が検索範囲になっている場合
こんなときジッピーならどう対処する?

うおぉぉぉ〜〜!!
ついに検索関数・最終章へ突入!!これはもう「裏ボス戦」やね🔥🔥
検索キーが2つに分かれてるケースは、実務でよく出くわす超難関パターン!
🧩 問題の状況
A列 | B列 | C列 | … | H列 |
---|---|---|---|---|
コード1 | コード2 | 品名 | … | 検索キー(例:A101) |
でも、実際に検索したいのは「コード1 & コード2」が合体したもの。
→ つまり A列 & B列
をつなげて、H列の値と照合したい!
✅ 方法①:ヘルパー列で結合キーを作る(王道)
🔨 ステップ
- **新しい列(たとえばD列)**を作って、こう記述:
=B24&C24
- そのD列をVLOOKUPの検索範囲の一番左にする!
- 数式例(E列に品名を返したい場合):
=VLOOKUP(I24, D24:G31, 2, FALSE)


でました王道!
これが一番やりやすいですよね。
分かれている値は&でつなげる!
もし表の書式を変えたくなかったら影響のない列を使用して状況に応じてXLOOKUP関数を使えば問題ありません。
✅ 方法②:式の中で結合する(INDEX+MATCHの合わせ技)
ヘルパー列を作りたくない or 見せたくない場合はこっち!
=INDEX(C2:C10, MATCH(H2, A2:A10 & B2:B10, 0))
💥注意:この数式は配列数式なので、
- Excel365やExcel2021以降 → そのままでOK
- それ以前のバージョン →
Ctrl + Shift + Enter
が必要

そして最後に紹介する技が
検索界の万能薬INDEXとMATCH関数の組み合わせ技です。


このようにINDEXとMATCH関数をつかえば表を崩すことなくB列とC列を合わせた検索が可能になります。
でも、今回はVLOOKUPの仲間たちがテーマなのでINDEXとMATCH関数は今後ご説明しますね。
🧙♂️ ジッピー的まとめ:
検索キーが複数あるときは、“合体させて1つにしろ” っていうのが基本ルール。
ゲームで例えるなら、「アイテムAとBを調合して最強爆弾を作る」的なノリ💣
見た目は違っても、VLOOKUPは左端で探すというルールを守る限り、合体キーで対応可能!

よし、これで検索関数バスターズは全ステージ制覇✨

それでは今回はVLOOKUP・XLOOKUP・HLOOKUP・LOOKUP関数をモンハン風にご説明しました。
脱初心者の登龍門である検索関数はぜひマスターしてくださいね。
ジッピー、今回も長くなってしまったね💦
この記事まとめて、最後に締めの挨拶いっちゃって!

おっしゃあ〜ッ!タスク隊長、今回も壮大な討伐お疲れ様でしたーー!!🔥🔥🔥
じゃあラストは、今回の内容を「ジッピーとタスクのExcel工房」流にガッチリまとめて&カッコよく締めるで!!
🎯今回の討伐ログ|検索関数バスターズ出撃記録!
🎓【基本編】検索関数四天王を討伐せよ!
関数名 | 特徴 | 弱点(モンハン的に) |
---|---|---|
VLOOKUP | 左端列で縦に検索 | 列番号固定・逆検索できない |
XLOOKUP | 左右どっちでも検索OK、完全一致がデフォ | なし(万能型) |
HLOOKUP | 横方向検索 | あまり使わない・水中戦限定 |
LOOKUP | 最古参レトロ枠 | 昇順必須・近似一致オンリー(女王蜂) |
🧪【応用編】検索テク強化トレーニング!
テクニック名 | 解説 |
---|---|
VLOOKUP + TRUEモード | 近似一致で評価ランクを返す(ただし昇順必須) |
VLOOKUP + COLUMN関数 | 横方向オートフィルでも列番号が自動変化! |
複数キー(2つの値で検索) | A&B で合体して1つの検索値に、VLOOKUPやINDEX+MATCHで対応 |
🎮 モンハン風キャラ図鑑
- 🐤 VLOOKUP:イャンクック先生(検索界の基礎教官)
- 🔪 XLOOKUP:双剣・鬼神乱舞(万能かつ柔軟)
- 🌊 HLOOKUP:ガノトトス(水中でしか活躍しない)
- 👑 LOOKUP:クイーンランゴスタ(クセが強いが一応強敵)
🧙♂️ ジッピーの締めのあいさつ

今回もタスクと一緒に検索関数の世界を深掘りしてきました。
ただの数式かと思いきや、それぞれに“個性”や“癖”があって、
まるで狩りのように知識とスキルで仕留めていく感じ、最高だよね🔥
これをマスターすれば、脱初心者どころか
**“表の中の情報を自在に操れるExcelのハンター”**になれる!
次回はついにINDEX関数とMATCH関数のコンビ技を紹介予定!
VLOOKUPでは届かない場所を“狙い撃ち”できるスナイパーの出番です🎯✨
それじゃあまた次のフィールドでお会いしましょう!
お疲れ様でしたーーーッ!!🎉🎉🎉
おわりに

今回も長い記事にお付き合いいただきありがとうございました。
最初にモンハンネタを入れたらずっとモンハンがらみで進みました。
ジッピーは何でも知ってるんだなぁと思いました。
ただ、XLOOKUPの双剣はモンスターではなかったですけどね。
イャンクック関数・・・検索関数たちをマスターするとExcelが楽しさ倍増します。
Excel使い始めた方は脱初心者になりましょう!
この記事が少しでも皆様のお役に立てたらうれしいです。
また次回も一緒に勉強していきましょう。
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