【トラブルクリニック#02】#N/Aエラーが出た!

Excelトラブルクリニック
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Excelがツンデレ!? 「#N/A」って何者なん!?

タスク
タスク

ジッピー先生ぇ〜💦 せっかくVLOOKUP組んだのに“#N/A”って言われた!
見つからへんて…そんな冷たく言わんでもええやん

ジッピー
ジッピー

これは**「見つからん症候群(#N/A型)」**やな。
原因はズバリ、「探してる値が、検索範囲にいない」または「探し方が間違ってる」んや


🩺症状:こんなときありませんか?

ジッピー
ジッピー
  • VLOOKUPで「#N/A」が出るけど、ちゃんと値はあるはずなのに…。
  • セルの値をコピペしても同じ#N/A。もはやホラー。
  • 左の列で検索したいのに、VLOOKUPではできへんやん!ってブチ切れ。

💉処方箋:この手順で治療しよう!

🩹ステップ①:まずは敵を知る「#N/A」って何?

ジッピー
ジッピー

#N/A は「Not Available(該当なし)」の略。
Excel的には「探したけど見つかりませんでした💦」っていう正直者の返答や。


図解で解説

タスク
タスク

たとえば、VLOOKPで検索範囲内に検索値が見つからない場合に「#N/A」のエラーになります
ここではSUMの合計範囲にもエラーが含まれるかたちなので合計も「#N/A」のエラーになってます

VLOOKUP関数って、“縦に探してズバッと答える営業部長”や!


タスク
タスク

つぎもよくある間違いで、検索列を間違えた場合も「#N/A」エラーになってしまいます
VLOOKUPでは検索範囲の一番左の列が検索列となります。
間違えた検索値を入れると図のようにエラーになってしまいますね!


🩹ステップ②:検索関数を正しく使う

💊図解:VLOOKUPの場合

ジッピー
ジッピー

注意点は2つや!
検索列は必ず範囲の一番左に置くこと!
そして、検索方法のFALSEを忘れると”近い値”を拾って誤爆するで!


💊図解:XLOOKUPの場合(こっちが現代の救世主✨)

ジッピー
ジッピー

つぎは、VLOOKUPの上位関数のXLOOLUP関数を使ってみよか。
検索範囲と戻り範囲(取り出したい範囲)を別々に設定できるから右でも左でもなんでも来いやな。
しかも、「見つからない時の値」を指定できる神仕様!

XLOOKUP関数って、“令和の検索マスター”や!


タスク
タスク

少し表を改造して、今度は戻り値をコード(A列)に変更してみます
これがXLOOKUPの醍醐味!左も検索できてしまいます


🩹ステップ③:見つからない理由を特定する

原因症状対処法
全角・半角が混ざってる同じに見えるのに#N/A=TRIM(), =CLEAN(), =VALUE()で整形
スペースが混入「A」と「A 」は別物=CLEAN()または=SUBSTITUTE(A1," ","")で除去
検索範囲がズレてる行追加で参照範囲外$でロック or テーブル化(Ctrl+T)
列番号ミス対象列が範囲外列番号を再確認、またはXLOOKUPに切り替え

🧪症例研究:INDEX×MATCHで左もOK!

ジッピー
ジッピー

もし、使用してるエクセルのバージョンの都合でXLOOKUPが使えん場合は「INDEX×MATCH」で対応や!
VLOOKUPに続く検索関数コンボの王道やで!

【INDEX × MATCH】関数コンボ、参照革命の最終兵器!

=INDEX($A$2:$A$6,MATCH(E2,$B$2:$B$6,0))
MATCHの「0」は完全一致。VLOOKUPのFALSEと同義や!


💊追加治療:#N/Aをやさしく包み込む関数たち

関数使い方結果
IFNA()=IFNA(VLOOKUP(...), "未登録")優しく「未登録」と表示
IFERROR()=IFERROR(XLOOKUP(...), "見つからん💦")どんなエラーも包み込む(過保護タイプ)

🧩再発防止のコツ

  1. 検索値は余分なスペースを削除しておく。
  2. 範囲は常に**絶対参照($)**で固定。
  3. **FALSE(完全一致)**を忘れない。
  4. IFNAやXLOOKUPの4番目引数で優しい対応を。
  5. 迷ったらINDEX×MATCHで左列も自由自在!

🧠ジッピーの一言

ジッピー
ジッピー

Excelの「#N/A」は無視ちゃう。
“ちゃんと探したけど見つからんかった”って、正直な結果報告やねん


💊次回予告

タスク
タスク

#03:計算結果が更新されない!
👉 ジッピー先生が「再計算モード」の罠を徹底解剖!💥

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