Excelがツンデレ!? 「#N/A」って何者なん!?

ジッピー先生ぇ〜💦 せっかくVLOOKUP組んだのに“#N/A”って言われた!
見つからへんて…そんな冷たく言わんでもええやん

これは**「見つからん症候群(#N/A型)」**やな。
原因はズバリ、「探してる値が、検索範囲にいない」または「探し方が間違ってる」んや
🩺症状:こんなときありませんか?

- VLOOKUPで「#N/A」が出るけど、ちゃんと値はあるはずなのに…。
- セルの値をコピペしても同じ#N/A。もはやホラー。
- 左の列で検索したいのに、VLOOKUPではできへんやん!ってブチ切れ。
💉処方箋:この手順で治療しよう!
🩹ステップ①:まずは敵を知る「#N/A」って何?

#N/A は「Not Available(該当なし)」の略。
Excel的には「探したけど見つかりませんでした💦」っていう正直者の返答や。
図解で解説

たとえば、VLOOKPで検索範囲内に検索値が見つからない場合に「#N/A」のエラーになります
ここではSUMの合計範囲にもエラーが含まれるかたちなので合計も「#N/A」のエラーになってます
VLOOKUP関数って、“縦に探してズバッと答える営業部長”や!


つぎもよくある間違いで、検索列を間違えた場合も「#N/A」エラーになってしまいます
VLOOKUPでは検索範囲の一番左の列が検索列となります。
間違えた検索値を入れると図のようにエラーになってしまいますね!

🩹ステップ②:検索関数を正しく使う
💊図解:VLOOKUPの場合

注意点は2つや!
検索列は必ず範囲の一番左に置くこと!
そして、検索方法のFALSEを忘れると”近い値”を拾って誤爆するで!

💊図解:XLOOKUPの場合(こっちが現代の救世主✨)

つぎは、VLOOKUPの上位関数のXLOOLUP関数を使ってみよか。
検索範囲と戻り範囲(取り出したい範囲)を別々に設定できるから右でも左でもなんでも来いやな。
しかも、「見つからない時の値」を指定できる神仕様!


少し表を改造して、今度は戻り値をコード(A列)に変更してみます
これがXLOOKUPの醍醐味!左も検索できてしまいます

🩹ステップ③:見つからない理由を特定する
| 原因 | 症状 | 対処法 |
|---|---|---|
| 全角・半角が混ざってる | 同じに見えるのに#N/A | =TRIM(), =CLEAN(), =VALUE()で整形 |
| スペースが混入 | 「A」と「A 」は別物 | =CLEAN()または=SUBSTITUTE(A1," ","")で除去 |
| 検索範囲がズレてる | 行追加で参照範囲外 | $でロック or テーブル化(Ctrl+T) |
| 列番号ミス | 対象列が範囲外 | 列番号を再確認、またはXLOOKUPに切り替え |
🧪症例研究:INDEX×MATCHで左もOK!

もし、使用してるエクセルのバージョンの都合でXLOOKUPが使えん場合は「INDEX×MATCH」で対応や!
VLOOKUPに続く検索関数コンボの王道やで!
【INDEX × MATCH】関数コンボ、参照革命の最終兵器!
=INDEX($A$2:$A$6,MATCH(E2,$B$2:$B$6,0))
MATCHの「0」は完全一致。VLOOKUPのFALSEと同義や!
💊追加治療:#N/Aをやさしく包み込む関数たち
| 関数 | 使い方 | 結果 |
|---|---|---|
IFNA() | =IFNA(VLOOKUP(...), "未登録") | 優しく「未登録」と表示 |
IFERROR() | =IFERROR(XLOOKUP(...), "見つからん💦") | どんなエラーも包み込む(過保護タイプ) |
🧩再発防止のコツ
- 検索値は余分なスペースを削除しておく。
- 範囲は常に**絶対参照($)**で固定。
- **FALSE(完全一致)**を忘れない。
- IFNAやXLOOKUPの4番目引数で優しい対応を。
- 迷ったらINDEX×MATCHで左列も自由自在!
🧠ジッピーの一言

Excelの「#N/A」は無視ちゃう。
“ちゃんと探したけど見つからんかった”って、正直な結果報告やねん
💊次回予告

#03:計算結果が更新されない!
👉 ジッピー先生が「再計算モード」の罠を徹底解剖!💥


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