💥 使うシーンと目的

売上表を見てたら、パッと見で“大きい数値”とか“小さい数値”を目立たせたいんよなぁ。でも並べ替えまではしたくない…

それなら条件付き書式で しきい値(基準) を決めて、自動で色分けや!データが増えても勝手に更新されるで!
🔍 今回の条件付き書式ルール

今日は セルの値ルール を使うで!『ある数値より大きい/小さい』っていう一番わかりやすい判定やな
前回は「小さい」だけやったけど今回は「大きい」も指定していくで
- ルールの種類:セルの値
- 使いどころ:点数管理・売上表・在庫チェックなど、“基準値と比較”する場面で超便利
🖼 図解イメージ


それでは、この表を使用して図解していきましょう
今回は65点未満を赤色に、そして75点以上を緑色に自動で変える書式を設定していきます
手順(1)範囲を選択


書式設定をするセル「点数の入っているセル」を選択します
手順(2)条件付き書式の設定を開く


「ホーム」タブの中にある「条件付き書式」から「新しいルール」を選んでください。
手順(3)ルールを設定する(大きい数値)


ウインドウが出てきたら「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選んだ後に「次の値以上」を選択してください


右の欄に「75」を入力します
これで75点以上の点数にだけ書式を設定できるようになります


「フォント」タブから「色」をクリックしてカラーパレットを開きますので「緑色」を選択しましょう!


「OK」ボタンを押して確認します


「75点以上」の数値が「緑色」に変わりましたね!
次は小さい方の値を設定していきましょう!
手順(4)ルールを追加する(小さい数値)


同じく「新しいルール」から「次の値より小さい」を選びます


右の欄には「65」と入力すると「65未満の値」に対して書式が適応されます
同じく書式設定で今度はフォント色を「赤色」に設定してくださいね
結果を見てみましょう!


どうでしょう!
「75点以上は緑色」で「65点未満は赤色」になったことによって 優秀な人は緑、要注意な人は赤 って一瞬でわかる!

そうや!人事評価でも売上管理でも、 並べ替え不要で視覚的に判断可能 になるんや!
⚠️ よくあるミスや落とし穴
- 範囲を選択し忘れて「1セルしか反映されない」パターン
- 数値じゃなくて「文字列」扱いになって色が付かない(例:”80″ ←ダブルクォーテーション付き)
- 複数ルールを入れたときに 優先順位を見直さない と、思った色が反映されない
🌟 応用テクニック
- 「以上」「以下」など細かい条件も選べる
- 「=AVERAGE($B$2:$B$10)」みたいに数式を入れれば 平均より大きい・小さい って自動判定も可能!
- 色分けだけじゃなく、太字+背景色+罫線 と組み合わせればさらに見やすくなる
🎯 次回予告

次は 『特定の文字列を含むセルを色付けする方法』 や!検索と組み合わせて、文字ベースで光らせるで!
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