💥 使うシーンと目的

入力フォームっぽい表を作りたいんやけど、どこに書けばいいか分かりにくいんよなぁ…。『ここに入力してね!』って一目で分かるようにしたいわ!

そんなときは条件付き書式で 未入力セルに点線罫線を表示 や!普通の罫線を引くよりも柔軟やし、入力した瞬間に点線が消えるからフォームっぽくできるんや!
🔍 今回の条件付き書式ルール

ここでも 数式ルール を使うで! ISBLANK
と LEN
&TRIMがカギや!
ISBLANK関数って、“空欄を見破るExcelの名探偵”や!
- ルールの種類:数式を使用
- 便利な場面:
- 入力フォームをExcelで作るとき
- 未入力を目立たせたいとき
- 書式を崩さずに入力チェックを仕込みたいとき
🖼 図解イメージ


このような表を用意しました
今回は「名前と住所の欄が未入力(空白)だと点線、入力済みだと元に戻す」このような条件付き書式を設定していきますね!
手順(1)範囲を選択


罫線を種類を変更したい対象の範囲を選択します
手順(2)条件付き書式を設定


「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」に進んでくださいね


「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択してください
手順(3)数式を入力


これが今回やりたいことの基本形となります
数式欄に「=ISBLANK(A2)」と入力しましょう
ISBLANK関数で空白がそうでないかを判定されるわけです


空白に見えるスペースにも対応したければ「=LEN(TRIM(A2))=0」と入力してください
今回は「=ISBLANK(A2)」で設定します
手順(4)書式を設定


「罫線」タブから「点線」を選択して「下線」を変更しましょう
できたら「OK」ボタンでもどって結果をみてみましょう


表がこのような表示になりましたね
未入力セルは「下線が点線」なっている状態です
名前・住所を入力してみましょう


入力されたセルは「空白ではなくなった」ため
下線が点線から元の実線に変わりました
「空白セルに線を入れない」などいろいろ応用が効きますね!

そうや!普通の罫線やと入力後も残るけど、これなら入力したら自動で切り替わるからフォームデザインにピッタリや!
⚠️ よくあるミスや落とし穴
ISBLANK
は=""
だと未入力と判定しない →LEN(TRIM())=0
を使うのが安心- 範囲選択を広げすぎると不要なセルまで点線が出る
🌟 応用テクニック
- 背景を「うすいグレー+点線罫線」にすると入力欄っぽさ倍増
- 必須入力欄だけ点線にすることで入力漏れ防止に使える
=AND(ISBLANK(B2),A2<>"")
と組み合わせれば「名前があるのに住所が空白」みたいなチェックも可能
🎯 次回予告

次は 『交互行を罫線で区切って見やすくする方法』 や!表を一気に読みやすくするテクやで!
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