【条件付き書式】複数条件を組み合わせた複雑な色分け方法

“売上が100以上で担当が田中さん”とか、“在庫ゼロで発注済みじゃない”みたいな条件って、単純なルールじゃ拾えへんのよなぁ

今回使用する表です
この表を使って複雑な条件を「AND・OR」で書式を設定していきますね
条件は「売上が100以上かつ田中さん」と「在庫０または未済」の値に該当する行に色を塗っていきますね！

対象の範囲を選択しましょう

「ホーム」タブから「条件付き書式」→「新しいルール」を選択します

数式を使いますので「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んでください

1つ目の条件「田中さんと売上100以上」です
数式欄に「=AND($A2=”田中”,$B2>=100)」と書きます
書ければ「書式」をクリックして色を選択しにいきましょう

例として「水色」を選んでみました
「OK」を押して確認しにいきましょう

セルの値が「田中」かつ「売上が100」以上の行が「水色」で塗られましたね
担当者の成績が一目でわかるようになりました
つづいて2つ目の条件の設定にいきましょう

2つ目の数式は「在庫が０」または「発注状況が”未済”」の場合ですね
数式は「=OR($C2=0,$D2=”未済”）」と書いて下さい
つづいて「書式」をクリックして色を選択しにいきましょう

「赤色」で目立たせてみました！
それでは「OK」を押して戻ってみましょう

「在庫0」または「発注状況が”未済”」の行がさらに強調されましたね
先ほどの条件まで上塗りされました！
さらに条件の「優先順位を変更」してみましょう

条件付き書式の条件にも「優先順位」があります
基本的には後から追加した条件が上位の優先度になります
その優先度を変更していきます

条件が設定されている範囲を選択してください

「ホーム」タブから「条件付き書式」→「ルールの管理」に進んでください

ボタンが並んでいる一番右のボタンで優先順位を変更することができます
「赤色」の条件を下げてみましょう

この表示になったら「OK」ボタンを押して結果を見にいきましょう

このように重要度に応じて条件の優先順位を変更することができます
これで実務レベルの条件もバッチリ表現できますね！